親知らずは、17~18歳以降に一番奥に生えてくる永久歯で、第3大臼歯と言われます。
現代人の親知らずはだんだん退化してきていて、4本全部きちんとはえる人から、4本ともない人までさまざまです。そして、ななめにはえたり、中途半端な生え方をすることもよくあります。
親知らずが一部だけはえている場合には、歯ぐきと歯のあいだに炎症が起きて腫れてうずいたりすることがあります。また親知らずは、歯ならびやかみ合わせに 悪影響を及ぼしたり、斜めにはえた親知らずの前の歯に虫歯ができたりすることもあります。
このような場合には、抜歯をしたほうがいいときがあります。しかし、生え方によっては抜かずにむし歯の治療をしたほうが良かったり、薬で痛みや炎症を和らげることもあります。
あなたの親知らずが抜歯すべきかどうかは、歯科医師にご相談ください。